歌い出すと声が震えてしまう!改善したい。

声帯炎を患った後「声帯炎は治ったけど歌う時に声が震えるようになった」と言うクライアント様。

トレーニングメニュー

  • ボーカルフライを使って地声の筋肉を正しく出せるように練習
  • 仮声帯を開いて過緊張状態の解消
  • 本来使うべく筋肉をしっかり使うようにトレーニング
  • 低音発声時の過緊張が目立つため下降音階を多く使用
  • ストローエクササイズ(SOVT)を使って喉頭のリラックス
  • 音声外来(ボイスクリニック)での診察をおすすめ

桜田ヒロキのコメント

発声障害からの快癒を目指し、レッスンに通われるクライアント様も多くいらっしゃいます。

音声障害は声帯に出来るポリープ、声帯結節、声帯炎、声帯浮腫の他に、
ジストニアと言って「意図しない筋肉が働いてしまう」
もしくは発声の悪い癖が積み重なって、発声がしづらくなる

機能性発声障害と言った症状もあります。

アメリカの学会で言語聴覚士、喉頭学者、物理学者達から発表された症例、
論文等を元にトレーニングメニューを構成します。

しかしながら声については解明されていない事が非常に多い分野です。
クライアント様は発声する事がストレスに感じる事が多いため、
細かくお話しを伺いながら少しでも早く改善を目指します。

通常、音声外来のお医者様から「歌唱の練習を行っても良い」と許可をいただいてからのレッスンとなります。

RECOMMEND
関連動画

過緊張な発声状態を解決します。

発声において、特に高音域の発声で最も邪魔な物で出来るだけ早急に取り除きたいモノです。過緊張発声(Hyper Tension)、つまり声を出すのが苦しい状態からの解除方法を徹底解説します。

WATCH MORE

ボイトレで高い声は獲得したけど、歌で出せない!なんで!?

ボイストレーニングは高音も低音も目的にあった「出しやすい」状況を作って発声を出来るように仕向けます。

WATCH MORE

レッスンに来た時の歌声のチェックポイントを教えます

桜田ヒロキはボイストレーナー仲間の間でも超細かく歌声を聞き取り、フィードバック出来ると定評いただいています

WATCH MORE

自分の声が高いタイプなのか?低いタイプなのか? 見分ける方法を解説します!

知識解説の動画になります。自分の声がどのようなタイプなのか?把握しておくとボイストレーニングの観点的に非常に有用な情報となります。

WATCH MORE

鼻声ってなんで起こるの?

鼻声になるとあまり「良い声、美しい声」と認識されない事が多く、改善したいと言う方が多くスタジオにいらっしゃいます。
この動画では鼻声がどのようなメカニズムで起こっているのか徹底解説します。

WATCH MORE

女性の地声のバリエーションはいくつもあります

声と言うものはトレーニング次第で軟体動物のように変幻自在になります。動画の歌手のようにスキルの高いシンガーになればなるほど、歌声の種類が自分の中にいくつも出来ます。

WATCH MORE

最新記事

歌を歌うのに母音ってなんで重要なの?

歌唱において母音が中心的役割を果たす理由── 発話と歌唱の音響構造を比較しながら考える「良い声」の正体 歌声を聴いたとき、「この人は良い声をしている」と感じる場面は多くあります。 人は専門的な知識がなくても、歌声の魅力を […]

加齢の声への影響とボイストレーニングについて論文を調べてみた 第2話

【第2話】加齢しても発声機能は改善できます 有酸素運動・継続歌唱・段階的ウォームアップの科学的根拠と実践的アプローチ 加齢に伴って声の立ち上がりが遅くなる、高音が硬くなる、息漏れが増えるなどの変化を自覚する方は非常に多い […]

なぜ発声障害の音声療法はマッサージとSOVTに偏るのか? 2話

なぜ喉頭マッサージ(LMT)とSOVT(半閉鎖声道発声)では治らないのか? ——専門家も警鐘を鳴らす“Shortcut Therapy”と、歌手の機能性発声障害の根治に必要な視点 発声の不調で相談に来られた方に治療歴を伺 […]

記事をもっと見る
レッスンを予約する