声の悩みは人それぞれ。
クライアント様のお声を借りて、悩みにどのように解決していくのかご覧いただけます。
あなたのお悩みを解決できる動画をぜひ探してみてください!
動画は全てヤラセなし。その場でメニューを判断して30〜40分程度のトレーニングを行なっています。
元々、声楽・合唱をやってきた女性で「裏声を使った歌唱法から、地声を使った発声法を学びたい」と言う方はとても多いです。
地声を中心とした発声法と裏声を中心とした発声方法は、喉の中の筋肉の使い方、共鳴法が異なります。
中には地声の発声法を我流で行ってしまい、悪い癖を付けてしまう、最悪、喉を痛めてしまうと言う方もいらっしゃりますので、ここは「正しい地声の出し方」を習得するのが目的になります。
まずは低音部で地声をしっかりと出した上で、今まで使い慣れている裏声とのスムーズな繋ぎ方・裏声との折り合いの付け方を学習していきます。
今まで習ってきた裏声の出し方の使える技術は使い、速習を目指していきます。
大体の方が1〜数レッスンで低音部の出し方を習得。
3〜6ヶ月くらいでミックスボイスを習得。
1〜2年程度でベルティングボイス(高音の力強い地声の出し方)を習得していきます。
プロフェッショナル・シンガーで、非常に音楽能力が高い方。発声を地声モードに寄せていく事によって力強い声を作り上げていきます。
1レッスンで最も変化の大きなレッスンかもしれません。
彼女はプロフェッショナルシンガーで「明日のレコーディングにこれを歌えるようにしなければいけない!」と言うシチュエーションもあります。
どんな状態でレッスンに来てくださった方でも「歌が良くなった!」と感じていただけるように心がけています。
近年ベルティングという言葉が流行り出したせいか、「ベルティングをできるようにしたい!」というクライアント様が増えています。
VTチームでは最も安全な方法、最短の時間でベルティングをマスターしていただく技術を持っています。
このクライアントさんのBefore Afterを聴き比べると、最初は裏声で歌っていたのが、ほとんど全ての音が力強い地声に変化しているのが聴こえると思います!
歌うと喉の疲労が激しいわりに、大きな声が出しにくいというクライアント様に過緊張とは何か?改善は何か?を解説していきます
「歌うと喉が緊張しすぎて声が出しにくくなる」と言うお悩みを良くいただきます。
声は筋運動を使った物理現象ですので、「全ての筋肉を休ませる」と言うのは間違いです。
発声の技術上、大事になるのは「必要な筋肉と不要な筋肉の仕分け」になります。
必要な筋肉はせっせと働くようにして、不要な筋肉は休むように仕向けていきます。
発声が「苦しい」と言うとすぐに「リラックス」と考えがちですが、まずは「使うべき筋肉が十分に働いていないから苦しくなる」と言う情報の共有をしてからトレーニングに入ります。
地声を使ったり裏声を使ったり、目まぐるしくいろいろな手段を使いますが、バチっと良い発声にハマった時の声は美しいですし、出していて爽快です!
R&Bを歌いたいのだけど、キレがなく、なんとなくまったりしてしまうと言うのが悩みのクライアント様。
特に楽器を演奏する事なく歌のみを練習してきたシンガーさんに多いのが、曲のフィール(グルーヴ)を捉えられない。
従って演奏と噛み合った歌が歌えないと言う壁に直面する事が多いです。
単純に「演奏をよく聴いて!」「裏拍を意識して!」と指導しても、聴こえていないものはいないものは、意識する事も歌う事もできません。
これを基本ルールとして、後ろの演奏から16分のフィールを聞き取るためのエクササイズ、歌うためのトレーニングを行なっていきます。
どうしてもリズムトレーニングは地味なメニューになりがちですが、楽しく理解を深め、お家での練習に活かせるメニューを考案しています。(ぜひ一緒にやってみてください!)
このクライアントさんのBefore Afterを聴き比べると歌の表情、キレが変わったのが分かると思います!
声帯炎を患った後「声帯炎は治ったけど歌う時に声が震えるようになった」と言うクライアント様。
発声障害からの快癒を目指し、レッスンに通われるクライアント様も多くいらっしゃいます。
音声障害は声帯に出来るポリープ、声帯結節、声帯炎、声帯浮腫の他に、ジストニアと言って「意図しない筋肉が働いてしまう」
もしくは発声の悪い癖が積み重なって、発声がしづらくなる機能性発声障害と言った症状もあります。
アメリカの学会で言語聴覚士、喉頭学者、物理学者達から発表された症例、論文等を元にトレーニングメニューを構成します。
しかしながら声については解明されていない事が非常に多い分野です。
クライアント様は発声する事がストレスに感じる事が多いため、細かくお話しを伺いながら少しでも早く改善を目指します。
通常、音声外来のお医者様から「歌唱の練習を行っても良い」と許可をいただいてからのレッスンとなります。
ボイストレーニングに通って高い声も力強い声も身についてきた。では実際の曲でそれをより有効に使う方法を知りたいクライアント様。
ボイストレーニング(音階練習)では高い声が出せるようになった。力強い声が出せるようになった。綺麗な声も出せるようになった。
「では実際の歌唱ではどう使えば良いの?」と考えられる方も多いです。
話し声と歌い声の大きく異なる部分として、
①母音の発音時間(歌の方が伸ばしている時間が長いですよね。ほとんど母音で伸ばしています)
②歌い声特有の音色、響かせ方
③それに伴う口の開け方
等があります。
初心者の方には「歌唱の様式、ルール」を丁寧にお伝えしていきます。
余談ではありますが、これらのテクニックを使って話し声を魅力的にする事も出来るので、プレゼンテーション、セミナーなどで声を使われる方にも歌唱用のトレーニングを受けられる方も多くいますよ!
劇場(ミュージカル・シアター)での歌唱は「歌をしっかりと聴かせる」だけでなく「言葉・セリフを明瞭に伝える」と言う事も大きな技術の1つになります。
① 歌唱・・・基本的にレガートでなだらかに歌う
② セリフ・・・発音を強調して行う
を両立させる事は至難の業です。
歌唱の方寄った歌い方をしてしまうと言葉の明瞭度が落ちてしまい、
セリフを強調しすぎてしまうと音楽的な歌い方から離れてしまいます。
ですので「今あなたはセリフ寄りの歌い方になっています。なので歌を意識して歌ってみてください」と言った指示を出しながら良いバランスを見つけていきます。