頭声も地声も手に入れたいミュージカルを志す俳優

劇場(ミュージカル・シアター)での歌唱は「歌をしっかりと聴かせる」だけでなく「言葉・セリフを明瞭に伝える」と言う事も大きな技術の1つになります。

トレーニングメニュー

  • シンプルな音階で基本的な発声状態をチェック
  • 何曲か楽曲内での発声のバリエーションを確認
  • 歌唱と演技の区分けを行う
  • 声の上手な鳴らし方・地声を力強く聴かせる方法をレクチャー

桜田ヒロキのコメント

劇場(ミュージカル・シアター)での歌唱は「歌をしっかりと聴かせる」だけでなく「言葉・セリフを明瞭に伝える」と言う事も大きな技術の1つになります。

① 歌唱・・・基本的にレガートでなだらかに歌う
② セリフ・・・発音を強調して行う
を両立させる事は至難の業です。
歌唱の方寄った歌い方をしてしまうと言葉の明瞭度が落ちてしまい、
セリフを強調しすぎてしまうと音楽的な歌い方から離れてしまいます。

ですので「今あなたはセリフ寄りの歌い方になっています。なので歌を意識して歌ってみてください」と言った指示を出しながら良いバランスを見つけていきます。

また実際のレッスンでは、Les Miserablesの「On My Own」。アナと雪の女王の「Let it go」等いろいろな楽曲を歌っていただきました。
                                                             このプロセスは非常に重要で、「様々な音楽ジャンルを使ったお芝居」と言えるミュージカルでは、多くの音楽ジャンルを学ぶ必要があります。オーディションを受ける際のクライアント様のレパートリーの中に「実は苦手」なジャンルが無いかを探し、苦手なジャンルが発覚した場合はそのジャンルの音楽を何曲かコピーしてもらい、出来るだけ多くのスタイルで歌えるように歌唱トレーニングを行っていきます。

RECOMMEND
関連動画

歌い出すと声が震えてしまう!改善したい。

声帯炎を患った後「声帯炎は治ったけど歌う時に声が震えるようになった」と言うクライアント様のケースを解説します。

WATCH MORE

頭声も地声も手に入れたいミュージカルを志す俳優

劇場(ミュージカル・シアター)での歌唱は「歌をしっかりと聴かせる」だけでなく「言葉・セリフを明瞭に伝える」と言う事も大きな技術の1つになります。

WATCH MORE

ビブラートやフェイク。豊かな声も手に入る練習法!

スタッカートを使ったトレーニングは、フェイク等の素早く動くフレーズに対応出来る柔軟性を養ってくれます。
さらにビブラートをかけるきっかけになってくれたり、豊かな歌い声を育てる等、恩恵をもたらしてくれます。

WATCH MORE

声と意識の結びつけ方。その重要性を解説します。

あなたは声と意識の結び付けが上手に出来て、インテリジェントに練習が出来ていますか?
声のトレーニングは筋肥大を目指す筋力トレーニングとは異なり、頭で想像→実際に発声→理想と実際に出た声の誤差チェックが重要になります。

WATCH MORE

高い音に段々上がるたびに声を出すのが辛い理由とは?

高音域になればなるほど、どうして声を出すのがキツく感じてしまうのか?
どうすればその壁を乗り越えられるのか?
それらを理論に基づいて解説していきます!

WATCH MORE

鼻声の解決ボイストレーニング

鼻声の特性を理解すれば、それを解決するための対策も可能になります。
この動画では鼻声の解決用のボイストレーニングを公開します。

WATCH MORE

最新記事

なぜ発声障害の音声療法はマッサージとSOVTに偏るのか?

なぜ発声治療は「喉頭マッサージ(LMT)+SOVT(半閉鎖声道発声)」に偏るのか? — 歌手の機能性発声障害をめぐる“治療の偏り”という問題 — 発声の不調を訴えるクライアントにヒアリングをすると、驚くほど同じ内容が返っ […]

加齢の声への影響とボイストレーニングについて論文を調べてみた 第1話

【第1話】加齢で声に何が起きるのか 科学論文から読み解く「声が出にくい理由」と、その正しい理解 「昔より声の立ち上がりが遅い」 「高音が出しづらく、伸びが悪い」 「なんとなく息っぽさが増えた気がする」 40代〜60代の歌 […]

音声障害(発声障害)の原因は?データを調べてみた

声の不調の原因は? ― 医学データで見る発声トラブルの実態 「最近、声が出にくい」「喉の違和感が取れない」「高音が詰まる」 こうした訴えは、歌手だけでなく声優、講師、経営者、コールセンター業務の方など、声を職業として使う […]

記事をもっと見る
レッスンを予約する