鼻声の解決ボイストレーニング

鼻声の特性を理解すれば、それを解決するための対策も可能になります。
この動画では鼻声の解決用のボイストレーニングを公開します。

解説のポイント

  • 鼻声対策で考えられるボイストレーニングの方法を解説していきます。
  • Hyper-nasality(開鼻声)の場合、「空気を鼻に導く」形状から「空気を口に導く」形状に変えるトレーニングを行います。
  • Hypo-nasality(閉鼻声)の場合、「空気を口に導く」形状から「空気を鼻に導きやすい」形状に変えるトレーニングを行います。
  • 世界的なボイストレーナーセス・リッグスはHyper-nasality(開鼻声)を使ったプルチェスト(怒鳴り上げ)の改善に成功しています。

桜田ヒロキのコメント

前回の動画「鼻声ってなんで起こるの?」で解説した「Hyper-nasality(開鼻声)、Hypo-nasality(閉鼻声)それぞれ特徴的な声道の形状がある」事を理解すれば、それぞれ解決策を導き出す事が出来ます。

Hyper-nasality(開鼻声)を改善する場合、口蓋帆を上部に持ち上げ、舌を下方に下ろし、口腔内の空間を確保する事が解決の鍵となります。
子音Gは一時的に舌と口蓋帆を近づけますが、強く発音する事により破裂が生まれ、口蓋帆と舌の距離を健全に保つ事が出来ます。

逆にHypo-nasality(閉鼻声)の場合、口蓋帆を下げ、舌を適度に持ち上げる事による声の響きを覚える事により、改善されていきます。

ボイストレーニングではそれらの動きを導きやすいようにエクササイズを提案していく事が非常に重要と考えられます。

また、この動画ではYOUTUBEボイストレーナーズチャンネル【リンクお願いします】未公開動画として、鼻声を使ったプルチェスト対策の方法を解説しています。
プルチェストの一つ大きな要因として過剰な共鳴が上げられます。

これを反共鳴(アンチフォルマント)による「音の打ち消し」と鼻の穴の小ささによる「音の出力の非効率性」を逆手に取って怒鳴り上げの発声を止めさせる助けになります。
実際の方法は動画の中で解説していますので、じっくり観て一緒にボイストレーニングをしてみてくださいね!

▶︎鼻声が起こるメカニズムの解説はこちら

RECOMMEND
関連動画

女性の地声のバリエーションはいくつもあります

声と言うものはトレーニング次第で軟体動物のように変幻自在になります。動画の歌手のようにスキルの高いシンガーになればなるほど、歌声の種類が自分の中にいくつも出来ます。

WATCH MORE

歌い出すと声が震えてしまう!改善したい。

声帯炎を患った後「声帯炎は治ったけど歌う時に声が震えるようになった」と言うクライアント様のケースを解説します。

WATCH MORE

高い音に段々上がるたびに声を出すのが辛い理由とは?

高音域になればなるほど、どうして声を出すのがキツく感じてしまうのか?
どうすればその壁を乗り越えられるのか?
それらを理論に基づいて解説していきます!

WATCH MORE

ボイトレ・メニューの取説 (1) ネイネイ・エクササイズ

ハリウッド式ボイストレーニングの王道トレーニングの1つ。ネイネイエクササイズについて。
喉頭を持ち上げた状態で発声を行う仕組みや恩恵。そこから発展型のトレーニングについてを解説します。

WATCH MORE

頭声も地声も手に入れたいミュージカルを志す俳優

劇場(ミュージカル・シアター)での歌唱は「歌をしっかりと聴かせる」だけでなく「言葉・セリフを明瞭に伝える」と言う事も大きな技術の1つになります。

WATCH MORE

レッスンに来た時の歌声のチェックポイントを教えます

桜田ヒロキはボイストレーナー仲間の間でも超細かく歌声を聞き取り、フィードバック出来ると定評いただいています

WATCH MORE

最新記事

発声について「相談」は受け付けていますか?

桜田のレッスンは無料体験レッスンは実施していないため、知人の紹介などから希に「レッスンではなく、相談を受けてほしい」と言う依頼をされる事があります。 原則としてボイストレーニングや歌唱指導について「相談」として無料での提 […]

声にとって適切な練習時間や本番の時間って?

コロナ渦に入ってから、2時間のライブや舞台を昼公演、夜公演と2公演行う事がわりと普通になりました。 これによりアーティストの声のケアや、安全な発声法の需要が一気に高まったように感じます。 実際、アーティストから「昼、夜の […]

声を強く出力するために声門閉鎖はどのくらいがベスト?

近年のボイトレでは「強い声では声門閉鎖!」と言う風潮があります。 これも一部は正しいのですが、「声門閉鎖が100%行われると声帯は振動しなくなる」と言うのもあり、「良い塩梅が重要」と言うのはなんとなく分かっている方は多い […]

記事をもっと見る
レッスンを予約する