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オーディション審査の音域記入欄を検討してみた
- 2025.08.12
- お知らせ
Techniqued Vocal Range Index(TVRI)技術的歌唱音域の指標について 従来のオーディションでは、応募者に「音域(Range)」を自己申告させるケースが多く見られます。 例:地声はG3〜E5、裏声は〜 など。 しかし、この数字だけでは、実際に現場で使える声の幅を正確に判断することはできません。 そこで提案したいのが「技術的歌唱音域の指標」、Techniqued Vocal Range Index(TVRI)という新しい評価指標です。 これは、応募者が“どこまで出るか”ではなく、“どこまで音楽的に使えるか”を可視化するための方法です。 従来の音域申告の課題 単純な音域申告には、以下の問題があります。 瞬間的に出せる音と、持続して歌える音が混同される 短く出せても、フレーズとして使えない音は実用的ではありません。 声区ごとの特性が反映されない 地声・ミックス・頭声で同じ高さでも発声負荷や音質が異なります。 選曲やキャスティングのミスマッチを招く(と言うか、無駄な審査時間を取らせない事を優先する) 申告値… 続きはこちら≫