2021年 07月 22日 の記事一覧

  • 喉頭原音ってどんな仕組みで「声」に変わるの?

    前回のブログ「裏声 / 地声発声時の喉頭原音を音響解析」では声帯の圧着/閉鎖により作られる喉頭原音の倍音の特性が変わると言うお話を中心にしました。 今回は声帯で作られた音がどのように加工されていくのかお話しをします。 声の加工が声の音色クオリティの多くを決める 声帯で作られた音そのものは言葉も持ちませんし、個体差(個性)もほとんどないと言われています。 ただブザーのような「ブー」であったり「ビー」であったり、高さによって若干の聞こえ方に差はありますが、この時点では個性もなにもありません。 よく例えられるのが、声帯はギターで言うと弦の役割。 音色を決めるのは、ギターのボディの役割と言われています。 このボディの役割をするのが、声の世界においては声道(Vocal Tract)と呼ばれます。 この声道により、個体毎の声の音色を決定づけ、母音や子音と言った言葉を生成します。 この図で言うと赤い空間が声道にあたります。 観ての通り声道は声帯から唇までの空間ほぼ全てを指します。 余談ですが・・・鼻腔は共鳴腔なの? 鼻腔も声道の一部ですが、鼻腔で作られ… 続きはこちら≫