2023年 09月 01日 の記事一覧

  • 声を強く出力するために声門閉鎖はどのくらいがベスト?

    近年のボイトレでは「強い声では声門閉鎖!」と言う風潮があります。 これも一部は正しいのですが、「声門閉鎖が100%行われると声帯は振動しなくなる」と言うのもあり、「良い塩梅が重要」と言うのはなんとなく分かっている方は多いと思います。 何よりも声門閉鎖が強烈に高いと、声帯出血など怪我のリスクが高まりますし、これが癖化すれば過緊張発声、過緊張性発声障害に陥る可能性もあります。 どのくらいが良い塩梅なのでしょうか。 声においてのパワーは、声帯の音と共鳴 声は、声帯で作られた音が、声道(共鳴腔)を通り、出力される母音や声色が出力が決定されます。 詳しくは過去ブログ 「ソースフィルター理論について」についてご覧下さい。 共鳴と声帯と言う観点で声のパワーを考えると声帯で作られる音そのものが、ある程度大きな音である必要はありますし、声道の持つ周波数特性との適合がうまくいく必要もあります。 声門閉鎖によるパワーは喉頭原音(声帯そのものの音)に所属しますので、今日はこちらにフォーカスを置いてみましょう。 息の流れ+声門閉鎖で作られる空気の加圧と減圧の大きさ 大… 続きはこちら≫

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